環境都市部門 環境制御工学

研究名称:
5.廃棄物由来循環資源のリサイクルにおける環境リスク
キーワード:
循環資源化「ジュンカンシゲンカ」、 廃棄物焼却残渣「ハイキブツショウキャクザンサ」、リサイクル「リサイクル」、環境リスク「カンキョウリスク」
研究概要:
 廃棄物焼却残渣、特にその溶融スラグは土石系循環資源として注目されつつある。 溶融スラグの利用例として、コンクリートおよびアスファルト用細骨材が有望でありが、利用に伴う健康・環境リスクに 関して不明な点が多い。本研究では廃棄物溶融スラグをアスファルト用細骨材として用いたとき、アスファルト磨耗粉塵の 吸引摂取による健康リスクを評価した。磨耗試験で得られた磨耗粉塵の粒径分布はスラグ利用の有無に関わらず同程度であった。 磨耗粉塵中のスラグ量をXRD回折パターン強度および重金属含有量の二手法でもって求めたところ、75μm以下ではスラグ量が少なく、 150μm〜1mmの粒径では相対的にスラグ量が多かった。スラグは他の骨材よりも相対的に微粉化しにくいことを示唆している。 磨耗粉塵の吸引による健康リスクは無視できるほど小さいことが推定された。
図:アスファルト磨耗粉塵中のスラグ寄与率
廃棄物由来循環資源のリサイクルにおける環境リスク

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